自宅ケアじゃダメ!?差がつくスーツクリーニングの基礎、所要日数と料金は?

自宅ケアじゃダメ!?差がつくスーツクリーニングの基礎、所要日数と料金は?

ビジネスマンの方、OLの方など仕事でスーツを着る機会が多い方が気になるのがスーツクリーニングではないでしょうか?

何着かスーツを着まわしたり、ウォッシャブルスーツを着用していてもクリーニングは必要ですよね。

今回はスーツクリーニングの基礎知識やポイントを自宅ケアと絡めながらお届けます。所要日数や料金もご紹介しますので参考にしてくださいね。

スーツのクリーニングの基礎

まずはスーツクリーニングの基礎としてクリーニングタイプやメリットデメリットを絡めながら見ていきましょう。

スーツのクリーニングは必須?

賛否両論あるスーツのクリーニングの必要性についてですが、結論から言うと自宅ケアだけでは不十分です。

確かに最近では洗濯機で洗えるスーツも多く登場していますし、スーツの洗い方などを紹介したサイトも多く見受けられます。

ただスーツを着用するのはどんな意味があるのかを考えると自宅ケアでは不十分です。パリッと決まった着こなしは仕事ができるイメージを演出し、それだけで人に与えるイメージも変わります。

また自宅で誤ったケアをしてしまったばかりに、せっかくのスーツが台無しになったという声も耳にします。クリーニング店でも貨物事故はゼロではありませんが、頻度は限りなく少ないものです。

そういった意味から考えても、ビジネスマン・ビジネスウーマンとして差がつくスーツの着こなしをするためには、定期的なクリーニングは欠かせないのです。

スーツのクリーニングは2タイプ

スーツクリーニングは大きく分けて2タイプあります。

1つ目はドライクリーニングであり、油系の汚れを落とすのに適しています。

例えば皮脂汚れ、ソースやマヨネーズ、口紅などが油系の汚れです。ドライクリーニングは水を使わず油性の溶剤を使用することで汚れを落として行きます。

2つ目はウェットクリーニングで、汗などの水溶性の汚れを落とすのに適しています。

通常スーツは水洗いをしないというのが基本です。しかしそれでは汗をはじめとした水溶性の汚れが落ちづらくなります。そのデメリットを補うために生まれたのがウェットクリーニングなのです。

両者を比べると、ウェットクリーニングの方が特別な技術が必要なため、割高感があります。

スーツのクリーニングのメリット

ではスーツクリーニングのメリットをご紹介しましょう。

1.皮脂汚れなどもきれいに落ちる

スーツについたシミも自宅ケアだと限界があります。また自己流のシミ抜きによって逆にシミが広がったり、色褪せがでることもあります。

しかしクリーニングに出すことでこれらの心配は不要となります。

2.型崩れを防ぎ長くスーツを楽しめる

そろそろこのスーツ換え時かなと感じるのは、型崩れが目立ち始めた頃です。スーツはやはりバリっと着用してこそイメージアップにつながりますが、ヨレヨレのだらしないスーツはマイナス印象にしかなりません。

そこでスーツクリーニングに出すことで気持ちよく型崩れしていないスーツを長く楽しむことができます。

スーツのクリーニングのデメリット

さてスーツクリーニングにデメリットはないのでしょうか?

1.生地が傷む

特にウール製品などは繰り返しクリーニングをすることで生地が傷むというリスクがあります。これはウールに含まれる天然の羊の油が溶剤などによって取り除かれてしまうからです。もちろん頻度にもよりますが、生地自体の自浄作用や光沢などが少なくなるのは事実です。

ただしこれもクリーニングの頻度を工夫することで避けることができます。

2.費用がかかる

クリーニング代が馬鹿にならないとお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、後述する自宅ケアをしながら最適な頻度でクリーニングしていくと、そこまでの出費にはなりません。

自宅ケアではどうしても取り切れない汚れやパリッとしたスーツならではの仕上がりは、専門技術を持ったクリーニング店だからこそなせる業なのです。

スーツのクリーニング依頼時に知っておきたいこと

ではここからは実際にスーツのクリーニングを依頼するときに知っておきたい点を確認しておきましょう。

スーツのクリーニング前の確認事項

まずはスーツクリーニングに出す前の確認事項です。

1.汚れの確認

クリーニング店に依頼する際に、気になる汚れやシミなどがあれば伝えておきましょう。

クリーニング前には汚れの確認などを行いますが、事前に伝えておくことでより良い方法を提案してもらえることも多い物です。

また分かれば汚れの原因なども合わせて伝えておくことをおすすめします。

2.ポケット内チェックと装飾品外し

ポケットの中に物が入っていて洗濯の後、衣類にシミがついたという話もありますよね。

クリーニング前に確認はしてもらえますが、大事な結婚指輪をうっかり入れていて大慌てということも耳にします。

クリーニング前には必ずポケット内をチェックしましょう。合わせて装飾品や飾りボタンなどは外しておいてください。

3.上下同じ頻度で出すこと
夏はあまりジャケットは着ていないから、パンツだけだそうという考えはもっとものようですがNGです。スーツは上下1セット、またベストなどを含めて1セットとなっています。

そこで上下の色の差がでないように同時にだすようにしましょう。
4気になる点は伝えよう

ちょっと奮発して購入したいいスーツ、プロに任せるのだから大丈夫と分かっていてもちょっと心配ですよね。また以前クリーニングで縮みがでたとなると不安になりますね。

そこで特別・特殊なスーツの場合は臆せず受付の方に伝えましょう。また以前のクリーニング事故の件もそれとなく伝えておくとより気を付けてもらえますよ。

スーツのクリーニングの頻度の目安

ではスーツをクリーニングに出す頻度の目安を見ていきましょう。

頻度は季節にもよりますが、夏場だと2~3週間に一度、冬場は1シーズン1回程度が目安です。

ただ夏場の暑い時期に外回りをしている方の場合は最低でも2週間に一度は行いたいものです。

ご紹介した頻度は自宅でブラッシングなどのケアをしていることが前提です。その為、脱いだらそのまま吊るだけという方はもっと頻度を多くする必要があります。

またもし雨や雪などで濡れてしまった、シミができてしまったという時はできるだけ早くクリーニングに出すことをおすすめします。それが大事なスーツを長く着用する秘訣でもあります。

スーツのクリーニング後の注意事項

続いてスーツがクリーニングから戻ってきた後の注意事項もご確認ください。

1.ビニールは外して保管

クリーニング時に被って戻ってくるビニール袋は蒸れやカビの原因となりますので必ず外しましょう。

2.仕上がりの確認

自分の目で仕上がりをチェックしましょう。気になっていた汚れは取れているか、ボタンの欠けがないかなど、できることなら、クリーニング店で手渡されたときに確認するのがベストです。

3.保管時には換気 

湿気が多い所で保管するとせっかくのクリーニングの効果が損なわれます。そこで、定期的にクローゼットを開け風を通してください。またクリーニングから戻ってきたときに簡易なハンガーだった場合は、スーツの形やサイズにあったものに交換することも忘れないで下さいね。

自宅で行いたいスーツのお手入れ法

日々着用するスーツを自宅でケアする際のお手入れ法とポイントをお届けします。

スーツを着た後に行うべきこと

1.ブラッシング

当たり前ですが外で着用しているスーツには埃や砂ぼこりなどがつきやすいものです。

ブラッシングをすることで、日々の汚れを取り除いてあげましょう。ホコリは皮脂と絡み合うと黄ばみを生むこともあるので注意が必要です。

2.汗をオフ

ワイシャツなどを着ていても汗はスーツにも付着します。そこで濡れタオルなどを使用して汗を取り除くことが大切です。

3.スチームアイロンでシワ補正

座りジワなどは型崩れやヨレに繋がります。そこでスチームアイロンを使用して、シワ伸ばしを行いましょう。背中、股下、お尻部分などしっかりと行ってくださいね。

プリーツ直しなどで、もし直接アイロンをかける場合は必ずあて布をすることが大切です。

4.臭い対策

タバコの臭い、食べ物の臭いなどがスーツ生地に染み込むのもNGです。霧吹きなどをスーツ全体にふり陰干ししておきましょう。臭いが特に気になる時はファブリーズなどの消臭剤を使用するのもおすすめです。

自宅ケアで知っておきたいこと

最後に自宅ケアをする上で知っておきたい点をご紹介しましょう。

ウォッシャブルスーツだから、クリーニングは不要と思っていませんか?1、2度であれば洗濯機で洗った後もあまり型崩れが気にならないかもしれません。

しかし3、4度と繰り返すうちにシワが目立ち型崩れが目立ってきてしまいます。

そこでウォッシャブルスーツの場合も、何度かに1度はクリーニングに出してください。そうすることで型崩れを防ぐことができますよ。

スーツのクリーニングの所要日数と料金

ではスーツクリーニングの所要日数と料金の相場について見ていくことにしましょう。

スーツのクリーニングの所要日数

まず、スーツのクリーニングにかかる日数ですが即日~5営業日程度です。

では以下におすすめのスーツのクリーニングを行っている具体的な店舗と特徴、日数感をあげていきますね。

・白洋舎(クリーニング店、宅配可)→即日~

衣類の性質や生地に適したさまざまな溶剤を使い分ける「ドライクリーニング」は型崩れや色落ち、風合いの変化などを避ける仕上がりがポイントです。

またドライクリーニングだけで落ちづらい水溶性の汚れがあるスーツには「ローヤルクリーニング」や「クリスタルクリーニング」サービスがおすすめです。ハイグレードな品質による水洗いクリーニングであり、立体的な仕上がりや補修、しみ抜きといったサービスもついています。

・ホワイト急便(クリーニング店、宅配可)→即日~

スーツなどに与えるダメージを最小限に抑えた「ドライクリーニング」、素材にあった水洗いで傷みを押さえて汗もオフする「ウエットクリーニング」が用意されています。高級スーツも安心の「ナチュラルウオッシュ」という水洗いサービスも加えた主に3つがスーツ対応のレギュラーコースとして展開されています。

・リネット(宅配クリーニング)→最短2日後~

リネットはアパレルブランドに選ばれるというキャッチコピーがある通り、品質が高いのが特徴です。ドライクリーニングにしても全品に新品の風合いを取り戻すリファイン加工がついています。

また毛玉取りやシミ抜きまでついていることから安心して任せることが出来るでしょう。

・リナビス(宅配クリーニング)→5営業日~

おせっかいサービスが売りのリナビスは丁寧に仕上げてくれることから、忙しくてすべてお任せしたいという方におすすめです。

検品もしっかりしてくれる上、無料でシミ抜きや毛玉取り、また6カ月の無料保管サービスまでついています。

・ネクシー(宅配クリーニング)→3営業日~

繊維をトリートメントする加工を施すことできれいな仕上がりが魅力のネクシーも、しみ抜き、ボタン付け、毛玉取りなどが無料サービスとしてついています。

スーツのクリーニングの料金

続いてはスーツクリーニングの料金の料金を具体的な店名を上げてご紹介しますね。

・白洋舎

白洋舎のスーツクリーニング料金は以下の通りです。

・上下
ドライクリーニング/1,800円
ローヤル・クリスタルクリーニング/3,400円

・背広上衣
ドライクリーニング/1,160円
ローヤル・クリスタルクリーニング/2,200円

・ズボン
ドライクリーニング/640円
ローヤル・クリスタルクリーニング/1,200円

・ホワイト急便(クリーニング店、宅配可)

スーツ上(紳士/婦人) 450円~

気になる料金は非常にリーズナブルですが、店舗によって多少金額は異なります。またサービス内容も異なる場合がありますので事前にお問い合わせすることをおすすめします。

またすべての店舗ではありませんが、ハイクラス店であれば同じドライクリーニングでも抗菌加工や防カビ加工がついていたり、手仕上げが行われるといった付加価値があります。

スーツ上(紳士/婦人) 650円~

それでも価格は上記でご紹介した通り良心的です。

・リネット(宅配クリーニング)

リネットの通常料金とデラックス料金をご紹介しましょう。

・スーツ(上下) 通常料金/1,610円 デラックス料金/3,010円

プレミアム会員になると3,000円以上で往復送料が無料(遠方を除く)となるので非常にお得ですね。

・リナビス(宅配クリーニング)

アイテムは選ばず5点、10点、20点とクリーニングに出す衣類の点数でコースが分かれています。すべて送料無料というのも魅力ですね。

5点 7,800円
10点 初回10,800円
20点 初回18,800円

・ネクシー(宅配クリーニング)

ネクシーの通常料金とメンバーズ・ビジネス料金をご紹介します。

・ジャケット 960円(メンバーズ・ビジネス 810円)
・パンツ 660円(メンバーズ・ビジネス 560円)

メンバーズコースは月額324円、ビジネスコースは月額162円でお得な料金でクリーニングが利用できます。メンバーズコースは全品割引価格、ビジネスコースはスーツなどが対象となっています。

まとめるとスーツのクリーニングは
・ドライクリーニングとウエットクリーニングがある
・皮脂汚れをきれいに落とし、型崩れを防ぎスーツを長く楽しめるのがメリット
・生地の傷みや費用はデメリットだが頻度の工夫で回避可能
・依頼前には汚れの状態を確認し、気になる点は伝えておこう
・夏場は2~3週間、冬場は1シーズンに1度の頻度が最適
・スーツを着た後はブラッシングなどの自宅ケアが大切
・ウォッシャブルスーツも定期的にクリーニングをすること

スーツクリーニングは、差がつくスーツの着こなしには欠かせません。また長く愛用するためにも日頃から自宅ケアにプラスして必ずクリーニングでスーツをケアすることが大切です。

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